十二冊目
- 作者: 鍋島郁,シャヒッド・ユスフ
- 出版社/メーカー: 一灯舎
- 発売日: 2008/04/01
- メディア: 単行本
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世界銀行のスタッフによる中国の現状分析。
中国と国際社会は戦略的に動いているようだけれど
最近のニュースをみているとここまで本当にいけるかどうか。
ミクロ単位での動向をみていると非常に心配。
あくまで経済発展ありきによって持続されるモデルなので
右肩上がりの成長を続けるしか、今後のモデルを描いていけない。
悪化する一方の環境、急速に進む高齢化
一人っ子政策による子どもの減少期と全国的な教育の不備
衛生問題の未解決など社会インフラをおきざりにしていた部分を
早急に整えないと、経済が減速し、バブル崩壊がおこってしまう可能性が…。
地球はこれだけの人数を人間らしく生活させていくには
あまりにも資源が乏しい…。