円天市場?

世にうまい話なし…。


追記
ちょっと気になったので追記

通貨とは
三省堂提供「大辞林 第二版」によると(Powerd by goo)

流通手段・支払い手段として機能する貨幣。本位貨幣・銀行券・補助貨幣・政府紙幣などや、取引の決済に使われる預金通貨をさす。広義には貨幣と同義。法貨

広義の貨幣とは

商品の交換価値を表し、商品を交換する際に媒介物として用いられ、同時に価値貯蔵の手段ともなるもの。歴史的には貝殻・布などの実物貨幣にはじまり、金銀が本位貨幣とされるようになり、現代では鋳貨・紙幣・銀行券が用いられている。

さらにwikipediaで貨幣を調べると概要に

貨幣(として用いられるモノ)が額面通りの価値を持つためには、その貨幣に信用があることが必要かつ十分である。自分の他にも「この貨幣には額面通りの価値がある」と信じる者がいなければ、その貨幣が取引の媒介として流通することはない。また、あるモノの価値を信じる人が複数いれば、そのモノは彼らの間で貨幣として流通することができる。

とある。
今回の件について竹中先生がいわれていることがまさに↑部分で円天には今のところ価値があるとは見受けられないということであろう。


最近おサイフケータイとして個人的にもEdyを使い始めたが、円天は別としても一般的にも電子マネーSuicaEdyは受け入れられてきているような気がする。


最近は電子マネーも種類が増え、さらにはNPOなどの団体がつくる地域通貨や企業が発行するポイントなど従来の貨幣とはまた違った価値観が次々と生まれていっており電子マネーnanaco』や『QUICPay(クイックペイ)』など新マネーもとどまるところを知らない。
現代人は紙幣・銀行券以外にも信用をみいだしているといえる。


しかし、上のとおり現代の貨幣は信用によって生じるものであって、実体をともなったものではない。


自分は信用という実体のないものに心をゆだねすぎるといつかは実物との乖離を発生させ、破綻するのではないかという危惧にとらわれる。


まるで不動産価格におぼれたバブルのように。