ネットワーク外部性

ネットワーク外部性とは…
ネットワーク外部性とは、同じ財・サービスを消費する個人の数が増えれば増えるほど、その財・サービスから得られる便益が増加する現象を指します。電話やファックスなど、通信ネットワークにおいて顕著にみられます。ネットワーク外部性が存在する財・サービスには、利用者の増加が更なる利用者の増加を促す"正のフィードバック"が発生します。
http://www.jmrlsi.co.jp/mdb/yougo/my08/my0842.html
ネットワーク外部性は,需要の側の規模の経済である。供給の側に規模の経済が強く働くときは独占が生まれやすいのと同様に,需要の側でも規模の経済が強いなら独占が生まれやすい。このことは,ネッワークの外部性を使ったwinner-takes-all(一人勝ち)現象としてよく知られることになった。
しかし,このとき競争政策上の対応はどうあるべきかについての議論はまだ収束していない。ネットワーク外部性による独占を問題視して,競争回復のための何らかの措置を発動せよという意見がある一方,競争当局の介入はかえって技術革新の効率性を阻害するという反対論も強い。
http://www.jftc.go.jp/cprc/english/030902ne.pdf
ただ、「ネットワーク外部性」は「鶏と卵」であることは極めて重要なポイントで、ここを抑えないといけないと思います。
つまり、定常状態ではなく、始めた瞬間から立ち上げていく「過程」にこそ注目せねばならん、と思います。
http://zerobase.jp/people/ishibashi/post_49.html